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 トピックス目次
賃金の基本と実践を学ぶ

10/3、4 日建協賃金教室 参加者:初級編64名、上級編61名
2006年賃金交渉のスタートとして、賃金コンサルタント武内崇夫先生を講師に迎え、日本青年館にて2日間に渡って賃金教室を開催しました。
両日とも昨年を上回る参加となり、初日の「初級編」では、賃金の決定基準や賃金の交渉方式、人事制度、賃金体系など主に賃金の基本的な事項を中心に進められました。
2日目の「上級編」は、成果主義賃金の考え方や役割・業績評価制度、臨時給与、退職金制度、人事考課の考え方などを中心に進められ、特に人事考課については、人事評価制度が適正に行われるための考課者訓練について演習を行うなど、より詳細に且つ実践に即した講義が行われました。
講義で得られた知識を活用して、今後の加盟組合の賃金交渉に取り組んでもらいたいと思います。



組合が変わる、社会を変える ― つくろう格差のない社会、職場・地域から ―

10/5、6 連合第9回定期大会
連合の2年に一度の定期大会が、東京厚生年金会館で開催されました。
今回退任される笹森会長の任期中の活動報告に続き、来賓として小泉総理大臣、尾辻厚生労働大臣、前原民主党代表、福島社民党党首、また海外からの来賓として国際自由労連(ICFTU)、国際労働機関(ILO)の出席者らが挨拶を行いました。
小泉総理大臣からは「意見を戦わせる立場にあったが、笹森会長は任期中よく頑張られた」と労をねぎらう言葉がありました。
また前原代表からは、「すべては国民のため、働く皆さんの視線に立って政治を行っていく」との挨拶がありました。
その後1日目は、一般活動報告と決算報告、2006~2007年度の運動方針、予算が審議され、承認されました。
2日目には役員選挙が行われ、新会長にはUIゼンセン同盟出身の高木 剛氏が選任されました。
また最後に、「労働を中心とする福祉型社会」を実現するため、労働運動を活性化、再生することを柱とした、大会宣言を採択して閉会しました。


新しい顔ぶれで、活発な討議

10/15 第1回代表者会議
第1回目の代表者会議を新しい顔ぶれで開催しました。
会議議長には横河工事労働組合の稲盛執行委員長が選任されました。
全体会議において11月の統一土曜閉所運動への取り組みについて組合間で意見交換を行いました。
活動報告では、提言活動の中で、これまで行った個別デベロッパーとの意見交換について報告しました。
また、アスベスト問題に関する取り組みについて、連合のアスベストプロジェクト会議に出席して得た、連合のアスベスト問題への取り組み方針や、他産業の取り組み状況、今後の取り組みについて報告しました。
分散会討議では、2006年賃金交渉について、日建協個別賃金水準の実現を目指し、賃金水準の向上にむけて取り組む、という方向性を持つことを確認しました。また今後改正が予想される労働基準法へ対応した、建設産業における働き方について討議しました。
土曜日開催にもかかわらず、多くの代表者が出席し、建設産業として目指すべき方向について、活発に討議することができました。


日建協の時短方針紹介

11/1、2 2006連合春季生活闘争中央討論集会
連合は、賃金交渉を含む私たちの生活全般に関わる春の交渉を春季生活闘争と位置づけ、2006春季生活闘争中央討論集会を千葉県浦安市で開催しました。
全国から約500名が参加したこの集会では、2006年度の基本的考え方(基本構想)について、1日目の全体会議に続き、2日目には3つの分科会形式で進められました。
「ワークルールの確立-法令や労働協約を守る取り組み」をテーマにした第3分科会では、労働時間短縮への取り組みの好事例紹介として連合より依頼を受け、時田副議長(日建協)より、統一土曜閉所運動を含む加盟組合全体で取り組む時短活動を中心に紹介しました。
私たちの時短への取り組みは、参加している他の労働組合から、「心と体の健康確保に向けた日建協の時短推進活動には共感できる」と、その考え方に賛同の意見をいただきました。
その後も他の組織からの労働安全衛生への取り組み事例など様々な活動の紹介や、改正高齢者雇用安定法の取り組みについて情報交換するなど、熱心な議論が進められました。

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