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左から 時田副委員長(日建協担当)、大杉委員長、相澤さん、後藤副委員長、 佐々木書記長 |
皇居の北側にある北の丸公園は、園内に科学技術館、東京国立近代美術館などの文化施設がある緑豊かな公園です。特に科学技術館の中には、展示室を「建設現場」として擬似体験できる建設館があり、子供に人気のスポットとなっています。東京の中心部とは思えないほど閑静な公園に程近い高層ビルの一角に、東洋建設職員労働組合の事務所があります。 |
設 立 1946年9月16日
組合員人数 1,037名(2005年7月現在)
支部数 13支部
本部執行委員数 23名
本部執行委員会 毎月1回開催 |
大杉委員長――
「笑顔になれる会社を目指そう」です。働きがいのある職場にしたい、活力ある会社にしたいという目標にむけて、職員みんなが一緒に目指せる、わかりやすいスローガンを掲げました。 |
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組合として力を入れて 取り組んでいる課題がありましたら 教えて下さい。 |
後藤副委員長――
来年、組合結成60周年を迎えるので、それにむけて記念誌発刊の準備をしています。また「賃金回復のための業績向上」「時短の推進」「若年層のフォロー」といった課題にむけて力を入れています。業績向上に対しては、会社にむけて、組合から具体的な提言を積極的に行っています。 |
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組合員からの意見を収集するためには、どんな方法を使っていますか。 |
後藤副委員長――
職場集会を基本にしています。データの収集のためにITインフラを使ってアンケートをとることもありますが、みんなで直接顔を合わせて、対話することが大切だと考えています。少数だとしても貴重な意見をできるだけ吸い上げて、組合活動に活かしていきたいと考えています。
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佐々木書記長――
会社、及び建設産業の将来がどうなるかビジョンが見えない、という声をよく耳にします。また社員同士のコミュニケーションが薄くなってきた、という意見も聞かれます。今年は3年ぶりにレクレーションを開催し、職員同士の交流が少しでも深まる機会にしたいと考えています。 |
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今後、日建協を通して、どのような 活動に取り組んでみたいですか? |
大杉委員長――
産業内外にむけて直接意見発信ができる日建協として、建設産業の地位向上と公共投資の必要性が適正に評価される活動ができれば、と思っています。加盟組合それぞれの立場は違いますが、「共鳴」できることも多くあるので、もっと議論できる場がもてればいいと考えています。 |
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最後に、どうしてもこれだけは言っておきたい、ということを何でもどうぞ。 |
後藤副委員長――
自分の好きな会社で仕事をしたい、という思いはみんなが共通で持っているものと思います。その為にも私たち社員がより公平に評価される仕組みを労使で構築していければと思っています。
佐々木書記長――
一人で悩まずに、組合を利用、活用してほしいと思います。ぜひ意見を発信して下さい。
大杉委員長――
組合員一人ひとりが考えていることを発言できる組合なので、それが「組合を変える」「会社を動かす」原動力になって欲しいと思います。 |
組合のイメージキャラクター
「ラッピー」 |
写真を見ていただいても、おわかりのように執行部の皆さんが「笑顔」=「やりがい」を持って組合活動に取り組んでおられる様子が伺える、今回の取材でした。
これからも自由に意見できる組合、会社に発言する組合として、頑張って下さい。 御忙しい中、取材に応じていただき有難うございました。 |
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