仕事と生活時間のバランスに対する組合員の希望はどうなのでしょうか。生活時間を増やしたいと回答した組合員は約8割もいました。全産業(連合)の調査結果の平均が約6割であることと比較しても、日建協加盟の組合員が現在仕事に充てている時間を、生活時間に振り分けたいと感じていることが読み取れます。
次に仕事と生活時間のバランスが、組合員の満足感にどれほど影響しているかをみてみます(図4)。仕事の時間、生活時間のどちらかが極端に長い時間の人よりも、どちらも適度にバランスが取れている人ほど、満足感が得られています。
アンケートの結果、組合員は仕事中心の生活を送っており、他産業より生活時間が短いので、「もう少し」生活の時間を増やしたいと感じていることが分かりました。あなたはどう感じていますか。
私たちは自分の職責を全うして会社に貢献し、やり甲斐を持って働くことを望んでいます。一方、家族をもうけて子育てを含めて幸福な家庭を築くために、時間を用いたいとも希望しています。その両立がなされてはじめて、充実した生活を実現することができます。 |
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