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東京・上野 桜のトンネル |
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今年も、もうすぐ、さくらの季節がきます。さくらは、冬の間は葉を1枚もつけず、春になると急に芽吹き、パッと咲いてぱっと散る。この辛抱強さのなかに、華やかさがあり、潔さがある。非常にかっこいいじゃないですか。伊勢物語の主人公ともいわれる平安時代の歌人、在原業平もさくらのない春なんて考えられない・・・と、平安の世の時代から、日本人としての春への想いを詠んでいます。
ある面で男もこうでなくてはと、毎年毎年この時期になるとサクラを見ながら一人満悦するわけです。花粉症の私としては、今年も立体マスクによる厳戒態勢で、日本人としての想いをそこそこにして、お花見に参ります。
今回、特にお気に入りのMY花見スポットを4箇所紹介します。子供のころからお花見が好きで、自宅から歩いていける二つの公園にはよく行きました。ひとつはなんと言っても上野公園(台東区)です。ここは、動物園や博物館、西郷隆盛の銅像でも有名ですが、銅像付近から噴水池までのゆるい坂道が特にきれいな桜並木です。満開の時には、その道をドーム状にさくらが覆いつくし、人であふれけぇります。桜の下では昼夜ともに宴が行われていますが、夜になると灯りがともり、さくらが浮かびあがり、妖艶な雰囲気が増してきます。夜桜見物もたまりません。 |