日建協では、建設産業で働くわたしたちの「あるべき賃金水準」を示すとともに、社会・経済情勢をふまえた賃金交渉の基本構想を毎年作成し、すべての加盟組合で連帯して賃金交渉に取り組むこととしています。
2009年賃金交渉基本構想では、現在の建設産業を取り巻く社会情勢は非常に厳しいものであるという判断ではありますが、厳しい労働環境に苛まれながらも、日々懸命に努力し続けてきた組合員の思いに報いていくべきと考えます。そのため、労働意欲やモチベーションの大きな源泉となり得る賃金水準は、向上させることをもって産業の活性化が図られるべきであるという考えのもと、賃金水準の現状維持を主眼とせず『今から、そして今だからこそ』賃金水準の向上を図っていくべきだとする、強い意志と決意を示しています。
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