何かを実現するためには工程表が必要ですよね。
日建協では提言活動を行う際に、ロードマップを示して、産業全体が一体となって取り組む必要性を訴えています。ロードマップの下段には月当たりの所定外労働時間の分布を示していますが、外勤技術職の組合員のうち約半数が80時間以上となっています。一日も早く60時間以下、さらには45時間以下へと改善しなくてはなりません。
今から10年前の時短アンケートによると、外勤技術職の所定外労働時間は60時間だったのです。現在外勤技術職の平均は約85時間(STEP1)なので、この10年で25時間も増えています。つまり、以前に比べて少ない人員でより多くの業務をこなしていることがわかります。今すぐにでも、月60時間以下のSTEP3に移行しなくてはなりません。
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