ともに考えよう! 統一土曜閉所運動 |
(2006.02.09-03.02)
皆さんとともに2002年11月から取り組んでいる「統一土曜閉所運動」は、今回で8回目をむかえることになりました。
今回の取り組みを前に、作業所ではどのような問題を抱えているのか、閉所率をさらに上げるためには何が必要か、など、作業所が抱える課題を掘り起こし、その改善をはかることでより効果的な運動にしたいという思いから、加盟組合の作業所を訪問し、直接お話を伺いました。
訪問させていただいたどの作業所においても、労働時間に対する問題意識が高く、作業所で取り組むうえでの問題点のほかにも、運動に対する多くのアドバイスをいただくことができました。ご協力いただき本当にありがとうございました。
今回の6月10日(土)の統一土曜閉所日にむけては、「事前準備の充実」を方針に掲げ取り組んできました。この方針策定においては、今回訪問させていただいた作業所の皆さんからの意見が反映されています。
これからも共に考え、統一土曜閉所運動を盛り上げていくとともに、心と体の健康確保にむけて、さらに職場環境の整備に取り組んでいきます。 |
作業所訪問(チザキユニオン) |
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就職間近の学生は、ゼネコンをこのように見ているんだ! |
「未来に残る大きな構造物を造ってみたい」「地域の皆さんに使ってもらい、感謝される仕事がしたい」「父親、叔父さんが建築業で、自分もぜひやりたい」というOKな意見。「残業が多そうで休みが少なく、自分の時間がもてない」「ゼネコンの現場で働いてみたいが、女性なのでなかなか就職の内定をもらえない」というNGな意見。
来年、卒業予定の土木、建築を専攻している大学生、就職担当の先生に、ゼネコンに対する想い、本音を聞きに、日建協は大学訪問を実施しました。4月末時点で、北から北海道大、東京理科大、法政大、明治大、武蔵工業大、東京工業大、金沢工業大、大阪工業大、九州工業大、九州大学に伺いました。
日建協が聞きたかったのは、学生の方が総合建設業(ゼネコン)に対しどのようなイメージを持っているのか、就職するうえでの不安と期待、賃金・労働時間・転勤・海外勤務等々について、実情を知らないのではないかということです。
学生の生の声を聞き、如何に「ゼネコンで働く」ということを正直に、正確に伝えていないかということを実感しました。今後、日建協の目線で学生に伝えていきたいと考えています。もちろん、就職担当の各社の人事の方にも…。 |
武蔵工業大学
九州大学 |
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第77回メーデー中央大会開催 |
2006.04.29
「働くものの連帯で『平和・人権・労働・環境・共生』に取り組み、労働を中心とする福祉型社会と自由で平和な世界をつくろう」をスローガンに、第77回メーデー中央大会が開催され、約4万3千人が集まりました。
メーデー中央大会は「大会式典」「ふれあい祭り」「パレード」の3部で構成され、大会式典では主催者代表の 木連合会長が「格差社会がもたらす負の側面から脱却するため、できることから実行し、不安と不信の日本から、安全・安心、信頼の日本を目指し、皆さんと力を合わせがんばっていくと」決意を述べました。
また、政府を代表して川崎厚生労働大臣が出席し「多くの課題が山積しているが、様々な課題も政労使の信頼関係で実現できる」と挨拶しました。
ふれあい祭りでは、フリーマーケットや様々な国の料理の屋台が出店されたり、NPO、NGO団体が工夫をこらしたイベントが行われたりと、市民のいこいの場となりました。
また、パレードには大学のブラスバンドとチアリーディングチームも参加し、とても盛況な一日でした。 |
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