お店は阪急線三宮駅より、多くの飲食店が立ち並ぶ北野坂を北へ抜け、中山手通りに出て西へ曲がり、すぐの場所にあります。緊張しつつドアを開けて2階へ上がり、店へ入ると、「いらっしゃい。お好きなところへどうぞ。」とチャーリーさんが笑顔で迎えてくれました。
店内はテーブル席とカウンター席、奥にライヴスペースがあります。カウンターに腰をかけると、赤ワインの入ったグラスを片手に、チャーリーさんが「どちらからですか?」と気さくに声をかけてきてくれました。
話をすると、このチャーリーさんのお話しが関西ノリで本当におもしろいんです!(誌面の「色々な」都合上、載せられないのが悔しい)一人で来て緊張していたこちらの気持ちもすっかりほぐれました。見ていると他のテーブルに着いたお客さんにもチャーリーさんは話しかけています。お店ではリラックスして音楽を楽しんでいってもらいたいというチャーリーさんの暖かい気遣いがこちらにも伝わります。
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店内では食事もできます。フードは全てチャーリーさんの手作りで写真の焼飯は絶品!お奨めです。また、オリジナルカクテルには「ルパン三世」「次元」「不二子ちゃん」などのお馴染みのキャラクター名が。
写真はルパン三世と不二子ちゃん。
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しばらくしてチャーリーさんがステージで愛機「ポール・リード・スミス」を手にしました。いよいよ演奏のスタートです。セットはブルージーなロックがメイン。チャーリーさんの魅力的な歌声が店内に響き渡り、青いギターボディがステージライトに映えます。
ライブは、時折ジョーク交じりのMCを挟みながらカジュアルな雰囲気で進み、そして・・・『あしぃ〜もとにぃ〜♪』ルパン三世のエンディングです。「あの歌声だ!」抑え目のアレンジとは正反対にこちらの興奮はレッドゾーン。そしてその後、カリプソ風にアレンジされた「スタンド
バイ ミー」へと続き、最後は「サービスです」との笑顔からルパン三世のオープニングテーマへ。店内の拍手とともにステージは終了です。「贅沢だぁ!!」
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鳥のシルエットを象ったインレイが特徴的なポール・リード・スミスを奏でるチャーリーさん。同社独自のピックアップシステムが装備されているため様々なサウンドをアウトプットできることと、ネックが細いため握りやすい点が気に入っているそうです。チャーリーさんにとってギターは、女性の宝石と一緒で、見ると欲しくなるからあまり楽器店には行けないとか(笑)
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耳もお腹もすっかり満足し、「また来てくださいね。」というチャーリーさんの笑顔で店を後に。思えば、番組のBGMを担当した 故 山下毅雄氏の旋律を、時に絶妙なアドリブを交えグルーヴ感溢れる楽曲へと変えたチャーリーさんの歌声は、スタイリッシュなルパン三世の世界観の構築に大きく貢献していました。当時の子供たちがルパン三世の世界にすんなりと入っていけたのも、何よりチャーリーさんの「大人っぽくて格好良い歌声」があったからこそだと私は思います。
「たまには音楽を聴きながら、ゆっくり飲みたいな」とお考えの方は、ぜひ「Charlie’s」のドアを開けてみてください。きっとそこでは気さくなマスターが、最近流行の「ボカロ」モノでは決して味わうことのできない「生の音楽」の魅力で皆さんを笑顔と共に迎えてくれるでしょう。チャーリーさん、素敵な夜をありがとうございました!
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レコードにサインもらっちゃいました!
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STOP PRESS!!
2010年4月11日 神戸ウィンターランドでチャーリーさんのLIVE決定!
詳細はチャーリーさんのHP内BBSを!
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